ツェリードニヒという王子

カキンの第4王子ツェリードニヒの守護霊獣の能力が、少しずつ明らかになっています。そのうち彼自身の念獣の能力も明らかになり、大きな壁となってクラピカの前に立ちはだかりそうです。 

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いろんな考察を読んでいると、彼の実の母親はウンマではなく、別の人ではないかという意見を見かけました。確かに同じ母ウンマから生まれたはずの兄ベンジャミンとはあまり顔立ちが似ていませんし、どちらかといえば第7王子のルズールス寄りです。ということは、ツェリードニヒの本当の母親はドゥアズル?...充分あり得そうです。顔立ちだけでいえば、ベンジャミンは第9王子ハルケンブルと似ているんですよね。

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母親、つまりどの王妃から生まれたかを偽る事に、どんな意味があるんでしょうか。ウンマもドゥアズルも、ナスビー現国王の正妻である事に変わりはありません。序列はありますが、正室の子という意味では同じです。

もしかしたら、本当は愛人の子って筋もあるのかもしれません。たまーに、ツェリードニヒがケツモチをしているマフィア・エイ=イ一家の組長モレナと雰囲気が似ているなと感じるシーンもあり、そちらの線も気になります。確か彼女の母親の生死は不明ですし。

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なにがツェリードニヒを、ここまで作り上げたんでしょうね。キーワードが「嘘をつく女が嫌い」なのはほぼ確実です。そして身近な女性といえば、母親。嘘をつく母親。何について嘘をついたのか。出生について?

 

うーーん、今はこれくらいの想像しかできません。ウンマやドゥアズルの描写がまだそれほど多くないので、この辺りは後々明かされてゆくはず。ウンマに関してはセリフもまだありませんしね。楽しみです!

ツェリードニヒの2体の念獣を見るに、ネイルしてたりヒール履いてたりと女性に影響を受けていると思われるデザインなので、それが誰か特定の人物なのか、それとも複数なのかも含めて気になるところです。

 

クラピカ陣営からすると、継承戦のラスボスはツェリードニヒになるのかな。それともその後に、現国王が立ちはだかるのでしょうか?

クラピカが仲間の目を取り戻す過程でツェリードニヒと相対する時、今まで見えてこなかったツェリの心の奥が描かれるのかもしれません。水見式の水が腐ったくらいですから、彼に善なる部分はもはや存在していないか彼方に葬り去られていて、修復は不可能かも。護衛のテータが諦めた程に。

話は通じず、かといって念で敵う相手とも思えない。クラピカはどう立ち向かうのでしょう?

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ここで活躍するのが、最も幼いワブル王子と母のオイトだと予想します。子と母 という意味では、ツェリードニヒとその母との対比になりそうな存在だからです。

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戦力では劣るワブル達。ですが、一部の上位王子達(ツベッパルズールス)や下位王子(念獣カチョウフウゲツ、マラヤーム)、その護衛も協力すれば、ツェリードニヒに対抗する事は充分可能ではないでしょうか?立ち向かい方に工夫は要ると思います。犠牲が出てしまう可能性は高いです。ですが、ほとんど無力に見えたワブルとその母オイトが最恐王子ツェリードニヒを揺らす展開があるのかもしれない...今はそう感じています。

といいつつ、滅茶苦茶追い込まれそうな気もしていて、怖いながらもワクワクが止まりません(о´∀`о)